1982年に東京都が副都心として認定した大崎駅周辺。
再開発となれば、やはり大規模商業ビルと、駅直結の超高層タワーマンションもセットだ。大崎駅にとって、そんな駅直結のマンションといえば、「大崎ウエストシティタワーズ」である。
地上39階建て、W棟とE棟のツインタワーからなる、計1084戸の巨大物件。
大崎駅とは“ペデストリアンデッキ”で直結している。
ペデストリアン、ペデストリアン、ペデス……舌を噛んだ。
早口言葉で三回言うのは難しい名称だ。きゃりーぱみゅぱみゅか、ペデストリアンデッキか。
英語でペデストリアン=pedestrianとは「歩行者」の意で、ペデストリアンデッキ(pedestrian deck)とは、車道と分離された歩行者専用通路、特に高架などで車道を横断し建物と建物を結ぶものをいう。
これは駅と駅ビルを結ぶだけでなく、大規模デパートや巨大ホテルで、本館と新館を結んでいる通路のことも指す。
都内各地でも大規模再開発が進むことによって、こんな形式の通路をよく見かけるようになった。中にはその通路で子どもたちに風船を配るイベントを行なうデパートもあったりする。
この「大崎ウエストシティタワーズ」は、駅とマンションだけでなく、ツインタワーも「アトリウムプラザ」という中央広場と、それを覆う大きな屋根で結ばれている。
周囲には緑が溢れ、コミュニティスペースとしての価値も抜群だ。
これほどまで東京の入口でもある品川駅の隣、羽田空港からのアクセスも便利な大崎駅を利用する居住者にとって便利な環境でありながら、さらに車を利用するユーザーのために「コーチエントランス」も設置されている。
両棟の地下1階にある“建物内パーキング”によって、車も荷物も、そして人も天候や環境の変化からも守ってくれるという徹底ぶり。
2011年3月11日に東日本大震災が発生して以降、「絆」という言葉が数多く使われてきた。
ロンドン五輪の男子水泳メドレーリレーで、そこまでメダル無しに終わっていた英雄・北島康介に対し、他のメンバーが「康介さんを手ぶらで(日本に)帰すわけにはいかない」と固めた意志こそ、まさに「絆」であったはずだ。
大切な人を守るために必要なのは、言葉だけでなく実行と結果。
このペデストリアンデッキ、アトリウムプラザ、コーチエントランスは、高級マンションにとって、大切な人を守るための心遣いであるといえよう。
そんな装備が整っている「大崎ウエストシティタワーズ」こそ、あなたと大切な人の心を結ぶペデトストリアンデッキなのである。