高級賃貸・タワーマンションのモダンスタンダード

高級賃貸とは何だろう?


そもそも何が、金銭的にいくらからが“高級”なのかは人によって異なる。

モダン・スタンダードが扱う賃貸マンションでいえば、家賃15万円が高級と感じる人もいるし、それが100万円でもあっさり契約する人もいたりするので一概にはいえない。

では“高級”の基準を決めるものは何か。今、テレビで引っ張りだこの売れっ子芸人・平成ノブシコブシの吉村崇さんが、とある番組でこんなエピソードを披露していた。

「自分が支払える額より上の家賃のマンションに住んでいる」

吉村さんにとっては“高級”なマンションに住むことにより、その家賃を支払えるようになるぐらい仕事を頑張る、ということ。当然、家賃を支払えなければそのマンションを追い出され路頭に迷うわけで、吉村さんは常に自分自身を“崖っぷち”の状態に置き、仕事に臨んでいるのだという。

筆者が彼を最初に見たのは数年前、『インパクト!』という深夜番組で、「脇を鳴らして曲を奏でる」などという芸を披露していた頃だった。当時を考えると、恐るべき躍進だ。

と、ここまでなら芸能人のいちエピソードでしかないのだが、2004年に日本経済新聞社の「平成の名経営者100人」に選ばれた吉越浩一郎さんは、最新の著書『仕事ができる社員、できない社員』(三笠書房)の中で、こう語っている。

「できる社員は、“デッドライン”を設定している」

“デッドライン”とは、吉越さんは「いつまでにこの仕事を成し遂げるか」という“時間的な目標設定”としており、この目標の達成を徹底することで、吉越さんはトリンプ・インターナショナル・ジャパン(株)を19年連続増収増益に導いた。

一方のノブコブ吉村さんは、仕事のために“金銭的な目標設定”を、自らに課しているといえる。そう考えると吉村さんが売れっ子になった理由は――吉越さんの著書に当てはめれば『できる芸人、できない芸人』として、彼が『できる芸人』に分類されるからではないだろうか。

吉村さんが番組内で明かした家賃は、30万円。今もまだ彼は、その家賃を払うのは苦しい経済状況にあるようだ。そんな高級マンションが、本人が“親友”と呼び、巷では“熱愛”と噂される女芸人・渡辺直美さんとの愛の巣なのかどうかは知る由もない。しかし、吉村さんが出演するテレビ番組の画面は、いつどんな企画であっても情熱に満ち溢れている。

高級賃貸。それは男の目標であり、生き様である。

ライター 亀池聖二郎

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