“安心と安全”が求められる高級賃貸マンション、もちろん最大の注目点は、いかにセキュリティがしっかりしているか、という点にある。
そのなかで、警備会社セコムの取り組みについては、過去にも記したとおりだ。
しかしセコムが警備・防犯システムだけでなく、マンションそのものを運営していることを知っているだろうか。
グループ会社のひとつである「セコムホームライフ株式会社」は、1966年に設立されたディベロッパー。
“クオリティ・オブ・ライフ”を掲げ、安心で快適な住まいを追求している。
2000年から独自ブランド「エクレール」や「グローリオ」などを手掛け、高級マンションのメッカともいえる白金エリアに進出したのは2002年、2年後には白金高輪駅前に分譲タワーマンション「グローリオ白金高輪」をオープンさせることになった。
いまや世界に進出した日本のファストファッションブランド「ユニクロ」が、いかにして“高品質・低価格”の商品展開を実現させたか。
それは自社で企画・生産・販売まで一貫して行なうというシステムにあり、外注が少ないほど経費が削減できるためである。
セコムグループの物件も同様に、物件のプランニングから保険・資産運用、医療・健康・介護、セキュリティ、そして販売まで一括して行なっている。費用以上にセキュリティを盛り込んだ運営は、“安心と安全”を考えるうえではありがたい。
セコムホームライフのテーマは「不動産だけでなく、生活全般を買っていただく」。
近隣には小・中・高と公立・私立ふくめて多くの学校が密集する地域でもあり、もちろんビジネス街にも近い。
物件としては1LDKが中心となっているが、一人暮らしの学生さんも、結婚前のビジネスマンにとっても、結局は「セコムしてますか?」ということである。
ロンドン五輪は史上最多のメダル獲得数となった。
多くの選手は、子供の頃からそのスポーツを突き詰めている。
柔道・金メダリストの松本薫は、「子供の頃から友達と遊んだことがなかった」といい、アメリカ陸上競技界の英雄カール・ルイスも「ウサイン・ボルトが今、幅跳びをやっても無理だと思う。ほかの競技と同じで、子供の頃から練習していないといけない」とコメント。
世界チャンピオンは、幼少時代から作られているのだ。何でも大切なのは“礎”ということか。
「グローリオ白金高輪」が誇る全てのサービスの礎は、“当たり前のことを当たり前にやることから始まる”のだという。
オリンピックも高級マンションも、意外と答えはシンプルだ。あとは、やるだけである。