過去に類を見ない長期的な不況にあえぐ、わが国ニッポン。
一昔前なら「銀行が経営破たんするなんて……」と言われていたが、いまや大手企業も続々と危険区域に突入している。
一方でバブル後に、ブームのごとく誕生したベンチャー企業も淘汰され、現在はしっかりとした収益構造を確立している会社しか生き残っていないのが実情だ。
とはいえ、アイデアひとつでチャンスを掴めるこの経済社会、多くの人々が個人事業主として活動するケースは増加中らしい。
そこで「SOHO化マンション」が活躍することになる。その理由は当コラム「SOHO賃貸」の項を参照のこと。
ただし、どんなマンションでも「SOHO可」ならいい、というわけではない。
フリーランスとして仕事をする以上、経費面から考えても、事務所がビジネス街に近ければ近いほど有利という点は否めないだろう。
鳥山明ほどの大作家になれば愛知県に住んでも大丈夫だが、基本的には都内のビジネス街近くに仕事場を見つけたいところだ。
そこで地下鉄・人形町駅や小伝馬町駅にほど近い高級タワーマンション「スクエアードコート日本橋人形町」である。
特徴として「事務所&SOHOタワーマンション」とあり、部屋の間取りも基本1LDK。しかも丸の内に近い立地。何も聞かずとも「事務所、仕事場として借りてください」と言わんばかりの物件ではないだろうか。
ではどんな職業の人たちがこのマンションを借りるにふさわしいかというと……間違いなくネット関連の技術者だ。
日本橋人形町といえば、老舗の飲食店、歌舞伎小屋、かつては元祖・吉原があった場所で、我が国の歴史を彩ってきた街ともいえる。
ところが、そんな日本橋人形町のお隣・日本橋浜町には、現在のインターネットビジネスを代表する存在=株式会社ドワンゴ――つまりニコニコ動画の本部が存在するのだ。
最近では海外からの映像を生中継したり、東京・六本木に新感覚のライブハウス“ニコファーレ”をオープンさせ、4月28-29日には幕張メッセで『ニコニコ超会議』と題した大イベントを開催する。
まさに“飛ぶ鳥を勢い”といった具合のニコニコ動画、ひいては株式会社ドワンゴとの取引を目指すならば、もう日本橋周辺に事務所を借りるしかないだろう。
意外にも周囲は老舗だけでなく、牛めしの松屋などファーストフードチェーンも多いので、働きやすい環境といっていい。
「スクエアードコート日本橋人形町」、歴史ある街で時代の最先端を行こう。
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