モデルノトッレ松濤のコラム

言語を通じて高級賃貸マンションについて考える(ことになりつつある)「モダンの高級賃貸コラム」。

今回は渋谷駅から徒歩13分、京王井の頭線・神泉駅からは徒歩7分という好立地にある「モデルノトッレ松濤」のお話である。

 

このマンションを見ると、とにかく“オシャレ”だ。

まずネーミングから考えてみよう。「モデルノトッレ」とは何か。

言語的にイタリア語とスペイン語、ポルトガル語は“南欧”という括りが正しいのか、共通する部分が多い。

そのなかで「moderno(モデルノ)」とは英語でいえば「modern(モダン)」、“現代の”“最新の”という意味の単語である。

対して「torre(トッレ)」は……残念ながら「standard(スタンダード)」ではない。英語では「tower(タワー)」、つまり“塔”。

moderno torre」=「modern tower」、“現代の(最新の)塔”という、まさにタワーマンションにふさわしい名称といえるだろう。オシャレだぜぇ~。

 

続いて最寄り駅についても考えてみよう。神泉、神の泉である。トレビの泉である。

イタリアの首都ローマで最も有名な観光名所のひとつ、トレビの泉は中央に“水の神”ネプトゥーヌス(海神ポセイドン)、左に豊饒の女神ケレース、右に健康の女神サルースが並び、訪れる人々を見守るまさに“神の泉”なのだ。オシャレだぜぇ~。

 

マンションのお隣にある東京大学教養学部の美術博物館は、2003年のリニューアル以来、様々な展示会を開催。これまでの最大の目玉は、数回に渡って披露された、イタリア・ルネサンス期の巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチの複製素描画店であった。

 

神泉駅前のイタリア・シチリア料理店「アルキメーデ」も有名だ。

味とボリュームがハンパないとネットでも大評判で、中には「少なめにしてください」とお願いしたにも関わらず、容赦ない量のコースを繰り出してくる、お茶目なシシリー魂。

 

なんてイタリアンな世界が、日本でも江戸時代から高級住宅地として知られる松濤という地で展開されていることが、最もオシャレだといえる。

松濤は徳川紀州家の下屋敷があったところで、紀州家といえば徳川吉宗……暴れん坊将軍のルーツである。暴れん坊将軍からイタリアン、マツケンからサンバでもマハラジャでもなくイタリアに繋がっていくのは、オシャレではなくシュールだ。

 

そんな場所に佇む「モデルノトッレ松濤」は、同エリアでも圧倒的に目立つスタイリッシュでオシャレなデザインを誇り、ペット&SOHO可という特典つき。

結局はワイルドな男より、オシャレでスタイリッシュな男を目指したほうがいい、ということか。

 

 

 【周辺施設情報】

松濤美術館

 

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