代官山・恵比寿・中目黒といった、“オシャレな街”というイメージは、ややもすればバブル経済期のトレンディードラマなどがもたらしたものかもしれない。
洗練された、ファッショナブル、タレントさんたちが多く住んでいる……確かに、そのイメージが必ずしもはずれているわけではないのだが、あくまで一面的なものにすぎないのではないだろうか。
しかし、故・地井武男さんのあとを受けて始まった、若大将・加山雄三の『ゆうゆう散歩』で代官山が紹介された際、地元でお店を経営している人は「代官山はアナログな街」と称していた。
それは、東急東横線・中目黒駅から徒歩3分のところにある高級賃貸マンション「レジディアタワー中目黒」に至る道、あるいはその周辺を見てみれば分かるはずだ。
中目黒駅からこのタワーマンションの間にある目黒銀座商店街は、これがまたイイ味を出している商店街なのである。
現在開催されているロンドンオリンピック、次回2016年の五輪開催地はブラジルのリオデジャネイロに決定した。リオといえばサンバカーニバルが有名だが、祭りとして世界的に徳島県の阿波踊りが並び称されていることも、よく知られているはずだ。
それゆえに東京都内でも多くの商店街が阿波踊りを開催しており、この目黒銀座商店街でも昭和41年から、毎年夏になると阿波踊りイベントが始まっている。
ところが、同時に高知を発祥とする「よさこい」、あるいは独自の「目黒銀座音頭」なんてものもあるという、なんだか祭り好きな地域というイメージも抱くに違いない。
商店街を形成するのも、和洋折衷もしくは国籍の壁など取っ払ってしまった、バラエティ溢れる店舗の数々だ。
ここでひとつ考えてみよう。“大都市”とは何か、ということを。
もちろん、国や民族、宗教が存在するかぎり、それぞれお独特の文化を有しているはず。それでもたとえば“世界三大経済都市”という概念でいえば、アメリカのニューヨーク、イギリスのロンドン、日本の東京ほど多国籍な都市は世界に類を見ない。
ひとつ例を挙げれば、これらの都市で食べられない料理はないのだ。
現在、急成長を遂げているシンガポールやマレーシアなども、やはり欧米や中国企業の進出――多国籍化がその発展を支えているといっても過言ではない。
特に日本という国と民族は、他国の良いところを取り入れ、超大国の仲間入りを果たした。
この目黒銀座商店街に至っては、国内でも良いものがあればどんどん取り入れる方針のようだ。
そんな中目黒の楽しさを堪能できる「レジディアタワー中目黒」、モダンな作りのデザイナーズ物件、かつペット可とくれば文句なしである。