品川区に住むって

日本最大の夢の国、東京ディズニーランドの所在地は、東京都ではなく千葉県浦安市だ。
羽田空港の正式名称は「東京国際空港」。一方で「新東京国際空港」と呼ばれた施設は、現在では所在地の名を冠し「成田国際空港」へと正式名称も変更された。
日本最大のターミナル駅のひとつ、品川駅は羽田空港と成田空港を結び、さらには東海道新幹線の駅が開通したことで、地方出身者としては東京駅よりも利用回数は増えている。
とはいえ、品川駅は品川区ではなく、港区にそびえたっている。
単に品川駅建設時はこの地域が「品川県」であり、その後「港区」へと変わっていっただけのことなのだが、では鉄道の駅でいえば、どこから品川区なのか。
それは品川駅からJRを利用すると、山の手線なら大崎駅、京浜急行線ならば大井町駅となる。まず大井町、大森、戸越、武蔵小山など意外にも商店街が発展している地域だ。また『アメトーーク』で括られるほど芸能人が住む品川区内の五反田は、ビジネス街であると同時に繁華街としても発展しているが、実は高級住宅地でもある。品川駅のお隣・大崎駅周辺は首都圏でも重要なビジネス街。
品川区は、まさに「キングオブニッポン」ともいえる区なのである。
その証拠に、品川区のホームページを見てみると、そこには“安心感”が溢れている。
もともと東京港が存在するぐらい、流通面では重要な地域であった品川。そのために「運河」なるものが指定されているほどだ。
となると当然、人も集まってくるが、発達しているのは商店街だけではない。モダンスタンダードが扱う高級賃貸物件が存在する区の中では、現代社会で最も望まれている保育園の運営に最も力を入れており、区サイトのトップページからすぐに保育園の入園可能数が把握できるなど、便利なことこのうえない。
保育園を巣立てば、次は全国でも珍しい「小中一貫教育」がある。他県ではその多くが国立大学の付属校であるのに対し、品川区は5つの区立一貫校を有しているのだ。その他にも「暮らし」に直結した情報を最優先に提示しており、一方でしながわ水族館や大井競馬場などレジャー施設も充実。抜群の居住環境といえる。
ここまで品川区を褒め称えてきたものの、筆者は品川区の回し者ではないし、そもそも品川区民ではない。ひとつ分かっていただきたいのは、そんな抜群の居住環境だからこそ、
賃貸はもちろん一軒家の物件の獲得は競争が激しい。ひいては高級賃貸も同様である。
それでもこの住みやすさだ。男なら、仕事という戦場で勝利し、この区に住んでみたくはないか。何より住居がビジネス街に近ければ、それだけでも戦士に有利な環境に違いない。
東京で走っている車は、たいてい品川ナンバーかと思う。だが、あなたの周りにどれほど品川区民がいるのだろうか。
品川区、それは男の戦場であると同時に、戦場から帰るべき場所である。


ライター 亀池聖二郎

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