今回は突如始まった日本橋、水天宮駅付近の物件特集の第二弾で、日本橋箱崎町に建つ「リバー&タワー」を紹介しよう。
高級賃貸物件にしてはシンプルな名前である。なぜなら1989年3月築、まさにバブル経済の激変期に誕生した、高級賃貸マンションの先駆け的存在だったからだ。
1989年とは、日本の年号でいえば昭和64年かつ平成元年。激動の昭和が終焉を迎え、我が国が新たな時代に突入した年でもある。
この年は日本の音楽史において、昨今の再結成ブームで話題にもなった曲が続々とリリースされた。
・COMPLEX「BE MY BABY」
・プリンセス・プリンセス「Diamonds」「世界でいちばん熱い夏」
・ユニコーン「大迷惑」
・BARBEE BOYS「目を閉じておいでよ」
・ZIGGY「GLORIA」
スポーツ選手では、
・ボルシア・ドルトムントのブンデス・リーガ連覇に貢献したサッカー選手の香川真司
・競馬で数々の新人記録を打ち立てた三浦皇成
・テニスの世界ランキングで日本人男子選手最高の30位となった錦織圭
・日本ボクシング史上最短の7戦目で世界王者となった井岡一翔
・GPシリーズや全日本選手権で常連上位のフィギュアスケーター小塚隆彦
・プロ野球で清原和博が「自分の後継者」と評価する中田翔
など、“元年”に相応しい新時代を担う選手たちが、この世に生を受けている。
現在、国会で増税に関して紛糾している消費税も、この平成元年にスタート。
また1888年に日本で初めて町村制と市制が施行され、1989年は31市が市制100周年を迎えた。そのうち熊本市は今年、政令指定都市へ移行されることが決定済だ。
年末にはアメリカのジョージ・ブッシュ大統領とソ連のミハイル・ゴルバチョフ書記長が地中海マルタ島で会談し、東西冷戦の終結を宣言している。
そしてこの年、日本のバブル経済はピークを迎え、崩壊した。
高級賃貸マンション「リバー&タワー」も、激動の平成元年に生まれた。
住居としては年齢を重ねているかもしれないが、各階エレベーター乗り場への監視モニターの設置や、住戸内緊急コール対応などハイレベルなセキュリティ体制を実現していて安心だ。
隅田川沿いで日当たりも抜群。建物内も“バブル”という派手なイメージとは程遠い、落ち着いた雰囲気を見せている。だからこそ、現在まで多くの人々が住み続けられるに違いない。
安心と信頼の実績は、どれだけその歴史が続いているかが決めるはずだ。
「リバー&タワー」は、今年で24歳になる。
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