日本橋、水天宮付近の“日本橋○○町”には、続々と高級マンションが建設されている。おそらくスカイツリー周辺とベイエリアに並ぶ、一大マンション地帯といっても過言ではない。
日本橋は日本橋、その中でも特別な地域ともいえる水天宮周辺。高級マンションを探すなら、まず水天宮とは何かを知らなければならない。
そこで中央区日本橋の水天宮に関して説明していこう。
福岡県の久留米水天宮を総本社として、日本全国に展開されている、水と子供を守護する神社だ。特に、子供に関する信仰として絶対的な人気を誇っている。
東京都内でも豊島区池袋、清瀬市、立川市にも水天宮はあるのだが、最も有名なのは、この中央区日本橋の水天宮ではないだろうか。
江戸時代に久留米水天宮を崇拝していた久留米藩主・有馬頼徳が江戸に分霊を作り、一般にも開放したことが、江戸水天宮の起源だという。
基本的には
・妊娠祈願
・妊娠のお礼
・出産のお礼
を司るため、最低でも2~3回訪れる人も多く、人がいない時がないほどだ。
とはいえ子供ひとりにつき3回というペースでは、なかなか足を運ぶことが難しくなるかもしれない。
とすれば、結婚して子供が欲しいと思ったカップルは水天宮周辺の物件を探すしかない。そうしよう。
今回ご紹介する水天宮前物件は「リガーレ日本橋人形町」だ。立地は水天宮がほぼ“向かい側”。物件としても地上39階、分譲賃貸、デザイナーズ、タワーという最強の条件を備えた高級マンションだが、調べてみると、この「SLDK」という間取りがあることに気づく。
「LDK」は「リビング・ダイニング・キッチン」だ。すると「S」とは何だろう?
「S=スーパー」か? 「SLDK=スーパーリビングダイニングキッチン」だろうか?
まぁ、実際にそんな表記があったとしても、誇大広告でJAROから訴えられるはず。その前にJAROって何じゃろ?
気を取り直して説明する。「S」とはサービスルームのことだ。
建築基準法では、住宅の窓の大きさは居室床面積の7分の1以上ないと、居室として認められないとされている。しかしこれは「居室床面積」として認められない収納スペースが大きい部屋も含まれており、なおかつ居住可能な部屋であれば大丈夫。要は表記上の問題であって、このあたりは仲介業者に詳細を問い合わせるほうが賢明だろう。
男なら、親なら、大切な子供には健康に生まれてきてほしい。健康に育ってほしい。
だから水天宮前、だから「リガーレ日本橋人形町」なのである。
【物件周辺情報】水天宮