青山第一マンションズのコラム

当コラムはこれまで、高級マンションとは何かを語り続けてきた。

しかし、そもそも「マンションとは何か?」という疑問を持っている人もいるに違いない。

まず一人暮らしの部屋を探そうと思う時にうつかる壁が、“マンション”と“アパート”の違いだろう。


なぜいきなり集合住宅における原点に立ち返るのかといえば、それは日本で初めて"マンション"という名で呼ばれた物件の血を受け継ぐ、「青山第一マンションズ」を紹介したいがためである。


そもそも"マンション"(Mansion)とは、欧米でいえば豪邸を指し示す言葉であり、共同住宅は大抵"アパートメント"(Apartments)と呼ばれるという。

現在、日本の集合住宅において鉄筋コンクリート作りのものをマンション、木造のものをアパートと紹介する傾向にある。

その結果として、2000年代に入りマンションという呼び方は、法的に正式名称として用いられるようになった。


ところが、もともとは戦後に“高級感”のある集合住宅を、上記の「豪邸」という意味からディベロッパーが“マンション”と名付けて販売し始めたことが、国内におけるその呼び方の由来であったようだ。

 

そしてモダン・スタンダードの物件紹介サイトによれば、


「1960年、諸外国の要人向けに建てられ日本で初めて『マンション』の名称がついたのが青山第一マンションズです。2003年、新たに誕生した青山第一マンションズは、上質を極めた高級仕様になっています。2~8階まではオフィスフロア(青山タワープレイス)、9~22階までがレジデンスフロア(総戸数47戸・青山第一マンションズ)です」


とのこと。

日本のマンションの歴史、引いては高級マンションの歴史は、ここから始まったといっても過言ではないのだろう。

 

さらにいえば、この場合のマンションという言葉の使い方は、厳密にいえば"和製英語"に属するものはない。

日本独特の用法、という表現が適切だろうか。

 

ほかには偶像という意味から転化したアイドル(idol)という言葉があり、バレンタインデーも欧米では「男女が愛を誓う日」といったものだが、日本では「女性が男性にチョコレートを送る日」として認知されている。

その集大成が『バレンタインデーキッス』を歌ったアイドル・国生さゆり、ということか。


青山に住む男なら流行に流されてはいけないが、時代の流れを読む必要はある。

マンションの原点「青山第一マンションズ」を、バレンタインデーにアイドルへプレゼントするのも、大人の男ならではの演出……か?

 

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