三井不動産がプロデュースする高級マンション「パークコート」シリーズのひとつ、地下鉄・青山一丁目駅や赤坂見附駅が徒歩圏内にある高級分譲賃貸デザイナーズマンション、「パークコート赤坂ザ・タワー」。
地上43階建ての超高層タワービルの入り口には“ベルスタッフ”が控えているのも高級賃貸物件らしいところだ。
ベルスタッフとは何か。おそらくベルボーイという呼び名のほうが知られているだろう。
往年の人気ドラマ『HOTEL』で高嶋政伸が、そのキャリアをスタートさせたポジションである。
ホテルで宿泊客の荷物を運ぶなどの雑務をこなしてくれるサービス業のひとつ。
その呼び名はベルボーイ、ベルマン、ベルガール、ベルホップ、そしてベルスタッフなど様々だ。
高嶋政伸は東京プラトンホテルでこの雑務業からサブマネージャーまで出世し、美元と結婚(挙式は帝国ホテルで行なわれた)、果ては例の騒動にまで至るのだから凄まじい。
最近でいえばNHK連続テレビ小説『純と愛』にて、夏菜が演じる主人公・狩野純もホテル業務でベルガールからスタートしていた。
とはいえ、なぜベルスタッフと呼ぶのかが重要なのだ。
別に男ならベルボーイ、女性ならベルガールでいいだろう、と思うかもしれない。しかし、世の中そうも簡単にはいかない。
1980年代にアメリカで始まった「社会的に差別や偏見が含まれない公平さ」を意味する“ポリティカル・コレクトネス”運動のひとつとして、日本では特に性差別が含まれるような言葉を用いる職業名が改められるようになった。
その代表例は以下のとおりである。
・看護婦、看護士→看護師
・助産婦→助産師
・保母→保育士
・スチュワーデス、スチュワード→フライトアテンダント
※キャビンアテンダント(CA)という名も知られているが、実は和製英語である。
以上は法的あるいは公的に呼称が変わった例だが、一般的にも
・ビジネスマン→ビジネスパーソン
といった具合の表現を用いることが多くなっているというだけに、ベルボーイやベルガールもベルスタッフと呼ぶほうがふさわしいのだろう。
現代の美魔女・熟女ブームを支えているのは、女性の社会進出であり、こうした時代の流れは当然だ。むしろ他者への気遣いとも言うべきか。
戦う男は時代に乗り遅れてはいけない。
時代の流れにそった気遣い、大人の女性との生活を目指すなら、最高の設備を誇るうえにバブル世代の聖地にも近い「パークコート赤坂ザ・タワー」である。