六本木ファーストプラザのコラム

地下鉄・六本木一丁目まで徒歩3分という場所にそびえ立つ高級分譲賃貸タワーマンション、「六本木ファーストプラザ」。

森ビルグループが運営するこれらの物件には、「ペット飼育ルール」なるものが存在する。


世の中、何事にもルールがなければ社会は成り立たない。

アイドルも恋愛禁止というルールを破れば、秋葉原から博多へ移籍させられるほかにも、丸坊主でファンにお詫びし、研究生に降格させられなければならないのは当然の話。

ちなみに「男女ふたりとも片想い」ならOKという話もあるが、それは恋愛と呼ばないのが世間様のルールである一方、総選挙のためにCDを何千枚も購入しようと、それは愛なのだ。


では、森ビルグループの「ペット飼育ルール」とはどんなものなのだろうか。公式サイトに掲載されている項目は以下のとおりである。


すべての物件において、小型犬、猫、小動物、鳥等合計2匹まで可能です。なお、犬毎の大きさ分類および具体的な飼育可否についてはお問い合わせください。

 

飼育をお断りするペット

他の居住者に恐怖感、不快感を与える動物の具体例は以下の通りですが、飼育可否の判断につきましては、当社(管理者)にてさせていただきます。 

グレート・デン、ボルゾイ等の超大型犬ならびにドーベルマン、秋田犬、アフガンハウンド、アラスカンマラミュート、シェパード、ボクサー、土佐犬、ピットブル等の闘犬、猟犬に使われるような攻撃的習慣性のある大型犬

へび全般

カミツキガメ科の亀

クモ全般

 

後半はともかく、前半の大型犬に関しては、なかなかイメージが浮かばない人も多いだろう。

しかしグレート・デンは雄で最大体重90kg、最大体高100cmに至る大型犬種で、つい最近まで「世界で最も大きな犬種」としてギネスブックに登録されていたという。

ボルゾイもロシアでオオカミ狩りに用いられたほどの俊敏さを誇り(根は優しい犬種)、ドーベルマンを飼いたいなら郊外に宮殿を建てたほうがいい。

秋田犬や土佐犬を飼うのも、『ライフ・オブ・パイ』のようにトラと227日間、海で漂流するレベルでないと意味はない、とは言いすぎか。


いずれにせよ、ペット飼育可というのは集合住宅でも高級マンションのみに許された特権といってもいいだけに、高級マンションに住むにふさわしく、しっかりとルールを守る人間でありたいところ。


でなければ映画の中で卒業を発表したほうがいい。

体罰なんてルール違反を犯す先生、あなたはか弱き大人たちの代弁者なのか。

この支配から卒業し、しっかりとルールを守る大人のために「六本木ファーストプラザ」はある。

 

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