地下鉄・麻布十番駅より徒歩4分の場所にある、高級分譲賃貸タワーマンション「シティタワー麻布十番」。
住友不動産がプロデュースする高級レジデンス「シティタワー」シリーズのひとつであるこの物件は、麻布十番のシンボルタワーと言われている。
世の中にはシンボルタワーと呼ばれるものは多い。しかし、シンボルタワーなら何でもいいというわけにはいかない。
重要なのは、どこのシンボルタワーか、ということではないか。
考えてみよう。東京スカイツリーは東京のシンボルタワーだから意味があるはずだ。
さらに我が日本は、全国各地にご当地シンボルタワー(あるいはランドマーク)を有している。
北海道:さっぽろテレビ塔
テレビ塔としては日本一の展望とも評される。
宮城:仙台トラストシティ
東北一の高さを誇り、かつ2011年誕生と若い。
神奈川:横浜ランドマークタワー
オフィスビルとしては日本一の高さ。
愛知:名古屋テレビ塔
繁華街・栄でSKE劇場からここを回るのが黄金コース。
京都:京都タワー
独特のフォルムの建造物、中に公衆浴場が入っているのが京都の粋。
大阪:通天閣
麓は大阪屈指のディープタウン。上沼恵美子が大阪府に貸している。
だからこそ、「シティタワー麻布十番が」同地域のシンボルタワーであるということは、どんな意味を持つのか。まず麻布十番がどんな場所なのかを知る必要がある。
地下鉄・麻布十番駅が意外と新しい駅で、開業は2000年。
この2000年に営団地下鉄(後に民営化して東京メトロへ)南北線と、都営地下鉄の三田線と大江戸線が全線開通したこともあり、地下鉄の歴史においては重要な1ページだ。
まさにこの麻布十番をはじめとする六本木・赤坂・麻布エリアが、地下鉄によってより身近に感じられるようになった時でもあった。
しかし他の地域と異なり、麻布十番は江戸時代から続く下町の情緒を残しながら、高級住宅地や繁華街として発展する一方、都内でも珍しい温泉地「麻布十番温泉」としても有名になった。
駅前に広がる麻布十番商店街が、その歴史の深さを保ち、繁華街としては、昨今の美魔女ブームを巻き起こしている40代女性たちが通っていたと思われるディスコ・マハラジャが存在した場所でもある。
以上のように日本の高級住宅地を語るうえで欠かせないエリア、麻布十番に建つシンボルタワーだからこそ意義がある。
「シティタワー麻布十番」、それは世界最大の都市・東京の歴史を象徴する、シンボルタワーマンションなのだ。