東急ビューレジデンス市ヶ谷河田町のコラム

年始といえば年賀状である。だから年末といえば年賀状書きである。

今はパソコンで住所が管理できて、年賀状書きもPCソフトも楽チン。

あるいは年賀状専用の機械が出てくる世の中だ。

 

そんな時代の移り変わりは、地下鉄・曙橋駅から徒歩4分のところにある高級タワーマンション「東急ビューレジデンス市ヶ谷河田町」を見ればよく分かる。

 

40代以上のオジサンたちは、昔こんな話を聞いたことがないだろうか。

「田園調布駅でタクシーに乗り、『長嶋茂雄宅まで』と伝えたら、住所なしに連れて行ってくれる」と。

それだけ長嶋邸は誰もが知る存在であり、タクシーの運転手さんも道を分かっていた。

 

もうひとつ同じような存在として、テレビ局が挙げられる。

現在は何かを応募したりするのも、ファックスやメール、あるいはウェブサイトやモバイルサイトで可能となり、そこにスマホ用サイトも加わってきた。

しかしひと昔前はハガキが主流であったことは言うまでもない。

ところが某テレビ局は「××局区内 〇〇テレビ」と書くだけで届くことが、全国的に知られていたのだ。

 

それは、フジテレビである。

1997年にお台場へ移転するまでは、本社が新宿河田町あった頃、牛込郵便局の管内であったために、「牛込局区内 フジテレビ」でハガキが届いた。

数々の有名番組で、応募の告知が出るたびに連呼されるものだから、全国の老若男女がこの言葉を覚えていたという……かどうかは知らないが、認知度はおそらく流行語大賞を越えていたはず。

 

では、今はどうなっているのか。

まずフジテレビがお台場に移転して以降も、各番組でハガキによる応募は継続中だ。

『笑っていいとも』『ごきげんよう』の観覧、『有吉くんの正直さんぽ』では有吉弘行が“気になった”ものをプレゼントするという企画で、応募はウェブサイト以外にハガキも適用内。

しかも現在は「郵便番号+フジテレビ」で届いてしまうという、さらなる進化を遂げている。

 

一方、旧フジテレビ社屋の跡地は……「東急ビューレジデンス市ヶ谷河田町」が建っているその場所である。

今は「牛込局区内 東急ビューレジデンス市ヶ谷河田町」と書いても、郵便物も年賀状も届かない。代わりに(?)東京女子医科大学が隣接されていたり、敷地内のスーパーなど必要なものは全て近隣で揃ってしまう便利さは変わらないまま。

 

その名の通り、眺望の美しさも飛び抜けている高級タワーマンション。

東急ビューレジデンス市ヶ谷河田町」に住んでいいかな? ホンマでっか?

 

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