住友不動産の高級分譲マンションブランド「シティタワー」シリーズのひとつ、「シティタワー四谷」がある新宿区舟町ならびに地下鉄・四谷三丁目駅周辺は、意外な穴場である。
何が穴場かといえば、独特のジャンルにこだわった美術館・博物館が目白押しなのだ。
四谷なのに目白押しである。
では、周囲にどんなものがあるか以下にリストアップしてみよう。
東京おもちゃ美術館
もともとは中野区にあった「おもちゃ美術館」が一度閉館したのち、NPO日本グッド・トイ委員会と四谷地元住民の手によって旧四谷第四小学校舎で復活。
公式ウェブサイトでは子供たちだけでなく「大人・カップルの楽しみ方」も紹介されている。
入館料:こども500円、おとな700円、こども・おとな各1名ペア券1000円
新宿歴史博物館
旧石器時代から昭和初期に至るまで、昭和の歴史が展示されている。
区立施設として誕生し、公益財団法人が管理しているため来館料は激安。下記は公式ウェブサイトに掲載されている料金だ。
一般300円、小・中学生100円
※小・中学生及び20人以上の中学生以下の者を引率する方は、下記の期日について観覧料が免除。
1.土曜日・日曜日
2.国民の祝日(振替休日を含む)・都民の日(10月1日)
3.区立小・中学校の夏季・冬季・春季休業期
釣り文化資料館
近隣に市ヶ谷の釣り堀を抱えるエリアらしい、釣りにテーマを絞った資料館。
「週刊つりニュース」がつりに関する資料を後世に残すため、東京本社内に開設したという熱の入れようだ。
しかも入館無料というところに、釣りというジャンルへの愛を感じさせる。
聖徳記念絵画館
明治神宮外苑の核をなす美術館で、明治天皇に関する資料を展示している。
そのモダンなドーム型の建築物は2010年、重要文化財に指定された。
入場料/施設維持協力金:500円
秩父宮記念スポーツ博物館
国立競技場内にある日本唯一の総合スポーツ博物館。
“スポーツの宮様”として親しまれた秩父宮雍仁(ちちぶのみや・すひと)親王のご功績を記念し建設された。
オリンピックならびに日本スポーツの歴史が展示されている。
入館料:一般300円、高校生以下100円
ということで、イメージ的にはなんだかお高めな感じの四谷三丁目周辺。
しかしなんと周囲には、これだけリーズナブルに楽しめる環境が揃っている。
特に新宿区民だけのサービスがあるのは貴重だけに、これだけの施設を巡るためにはどうすればいいのか。
答えは簡単。まずは「シティタワー四谷」を見学してみることだ。