あくまでイメージだけの話だが、都内でも屈指のビジネス街千代田区において、淡路町エリアは他道府県在住者にしてみれば若干のマイナー感は否めない。
なにせ周囲は御茶ノ水、秋葉原、神田、神保町、九段下、そして大手町である。
これといって名物となるような建築物や、観光名所があるわけでもなく、そもそも淡路町エリアと呼ばれる地域もそれほど広くはないのだ。
しかし、高級分譲賃貸タワーマンション「ローレルアイ千代田淡路町」が立つ淡路町エリアは、都内ビジネスにおいて重要拠点のひとつなのである。
その理由は、靖国通りと外堀通り、または本郷通りが交わる場所だからだ。
よく「東京は電車があるから、車は必要ない」と言われる。
ところが、東京都内でビジネスを広げてみると、よく分かることだろう。
いくら世界で認められた時間の正確さを誇る日本の鉄道交通網であれ、万能であるはずもなく、55年ぶりの巨大さとなった台風17号が来れば、地上路線も地下鉄も全てストップしてしまう。
さらに細かい道、あるいは急遽の移動となれば、やはり車は便利な存在であり、むしろビジネスシーンにおいて必要不可欠となってくる。
となれば車は重要な移動手段となるが、そこは都内の現実……駐車場代も含めた維持費はバカにならず、もはや“高い”と思われるタクシーを利用するほうが便利なのだ。
そこでこの淡路町エリア、主要道路が交差するだけあって、タクシーが通る量が圧倒的に多い。
周囲は政府関係各所、出版・メディア、IT企業という、時間外労働を余儀なくされる企業が軒を並べていることもあって、深夜にはありがたい個人タクシーも走りまくっている。
もうひとつ、大きな通りがあれば徒歩も楽になる、という点は大きい。
鉄道交通網が発達しているために、普段は車を利用しない人というのは、意外なほど都内の道に詳しいといえるほどではない。
ところが大きな通りに沿って歩いていけば、どこにでもたどり着けるのが、日本道路事情の利点でもある。なにせ、100年・200年前は誰もが歩いて移動していたのだ。
同時に、地下鉄・淡路町駅と小川町駅はもちろん前述の地域に囲まれている=少し歩けば電車移動に苦労することもない。
外出する時にしっかりと調べれば、ベターな移動方法の選択肢が広がってくる。
この街中ゆえに、残念ながら高級分譲賃貸マンションであっても「ローレルアイ千代田淡路町」には駐車場がない。
それでも車・電車・徒歩いずれの移動にも困らない環境、マンション選び重要なポイントである。