エルザ世田谷のコラム

「お住まいはどちらですか?」よく聞かれる質問だ。

そこで「世田谷です」あるいは「目黒区」ですと答えると、だいたい「いいところにお住まいなんですね~」と返ってくる。

ここで考えてみたい。この「いいところ」というのは、どんな場所のことを言うのか。

 

多くの場合は、世田谷区あるいは目黒区と聞けば、ハイソサエティなコミュニティを思い浮かべるに違いない。

ところが、これまでにも述べたように、同エリアは全てがハイソな地域かといえばそうでもないし、考え方を考えればそのハイソ感はいかにして構築されたのか、ということだ。

 

高級分譲賃貸タワーマンション「エルザ世田谷」の最寄り駅、京王線・千歳烏山駅エリアもいわゆる「いいところ」として呼ばれているはず。

 

要は「いいところ」と呼ばれる場所は、「住みやすい場所」ではないか。

その住みやすさのひとつとして、駅前の商店街の存在があるだろう。

二子玉川を除き、世田谷区ではたいていの駅前に、巨大な商店街が広がっている。

 

世田谷区でいえば、東急田園都市線は三軒茶屋、駒沢大学、桜新町、用賀の4駅はいずれも周辺に大きな商店街、あるいは店舗が並ぶ大きな道路がある。

小田急線沿いも、下北沢から祖師谷大蔵までは駅前商店街が並び、京王線でも世田谷区内は同様だ。

古くからの住宅街であり、今もなお人気を誇るのは、決してハイソやセレブなイメージがあるからではない。

 

そこで烏山駅前通り商店街「えるも~る烏山」をぶらりと散歩してみることにしよう。

日本で初めて共通スタンプカード(その名もダイヤスタンプ)を導入したことでも知られるこの商店街では、なんと駐輪場代もダイヤスタンプで支払えるという、パイオニアの意気込みを感じさせる。

他にもFCサッカー東京の試合(@味の素スタジアム)の観戦チケットや、法華宗・妙壽寺で行なわれる能のチケットも交換できたりする。

過去にはディズニーランドや劇団四季のミュージカルも見に行けたということもあるらしく、もはやただのスタンプカードとはわけが違う。

 

「えるも~る烏山」公式ホームページには、考案者の桑島俊彦・商店街理事長によるスタンプカード導入の経緯などが、明確な経済理論の下に説明されている。

桑島理事長は街づくりにおいて必要なのは「ハート→ソフト→ハードのベクトル」であると述べており、つまりみんなの気持ちを大切にし、共同作業を行なうことで商店街が発展するという。

 

だから世田谷区は、千歳烏山は「いいところ」なのである。

そこに建つ「エルザ世田谷」も、きっと「いいところ」だ。

 

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