プラティーヌ御茶ノ水のコラム

千代田区神田須田町の高級タワーマンション「プラティーヌ御茶ノ水」。

プラティーヌとはフランス語でプラチナを意味する単語である。


そこで今回も言語の話をしてみよう。使ってみるとカッコいい言語のお話だ。

日本語のものを英語にしてみるとカッコいい、とは言ったものの、それは英語に限ったことではない。

かといってどの言語でもいいわけでもなく、あえて言えばフランス語は響きがカッコいい言語のひとつではあるだろう。


以下、いくつか例を挙げてみる。

コーヒー:coffee → カフェ:cafe

レディー:Lady → マドモアゼル: Mademoiselle

ミスター:Mister/Mr. → ムシュー:Monsieur

挨拶で言えば英語は「Hello」より「Nice to meet you」が望ましいとされるが、フランス語では「Bonjour(ボンジュール)」が基本であるという。

ということで、まとめてみよう。

フランス・パリのカフェで男女が「ボンジュール、ムシュー/マドモアゼル」、さらには「I love you」ではなく「Je t’aime」と言葉を交わすシチュエーションを想像(妄想)してみたら……。


カッコいい。

 

つまり「プラチナ御茶ノ水」より「プラティーヌ御茶ノ水」のほうが名前としてカッコいいかどうか、というお話でしかなかったりする。

 

とはいえ、歴史的に英語とフランス語は深い関係にあることをご存知だろうか。

1337年11月から1453年10月まで行なわれたという「百年戦争」(ここでイギリスとフランスの国境が決められた)に代表されるように、ヨーロッパにおいてイギリスとフランスは、“仲が悪い”というイメージを持つ人が多いらしい。

 

しかしながら、イギリスという国は中世にフランスあたりからノルマン人が入ってきたことで、フランス語が公用語となっていた時代もある。

そもそもイングランドの語源は、フランス語の「Angleterre」(アングル人の土地)という言葉と言われているようで、フランスからの移住により今も英語として用いられているフランス語が存在するという。

「英語が分かればフランス語はできる!」(久松健一・著/駿河台出版社)という本が出ていることからも分かるとおり、文法的にもフランス語と英語は類似点が多いようだ。


ちなみに神田須田町とは、第二次世界大戦後に在日米軍から受けた電気製品を販売していた場所で、現在の秋葉原電気街のルーツとも言われている。

 

今は秋葉原がメジャーでも、礎を築いた街にはそれだけの価値がある。きっと、そんな街に建っている「プラティーヌ御茶ノ水」にも。

 

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