東京湾岸の天王洲エリアの高級賃貸物件を巡っていく旅、遂に本土上陸だ。
最寄り駅は天王洲アイル駅だが、近隣には同じりんかい線の品川シーサイド駅や、京急本線の新馬場駅があり、北品川駅を越えて品川駅へのアクセスも難しくはない。
そんな場所に、分譲賃貸タワーマンション「ラグナタワー」はある。
ラグナ……ファミリーコンピュータ誕生以降の男の子なら、意味は分からないけど聞くだけで興奮してきてしまう名前ではないだろうか。なんだかファンタジーの薫りが漂う。
今年、生誕25周年を迎えた人気ゲームソフト『ファイナルファンタジー』第8作目の主要キャラクターに、ラグナ・レウァールという人物がいる。
さらに同じゲーム会社・スクウェア(現スクウェア・エニックス)から出ているRPGシリーズ『Sa・Ga』のパート3でも、最後のボスもラグナという名が使われていた。
すでにファンタジーというより、ラグナ=スクウェアになっているのか、といえばそうではない。
日本の自動車ファンも愛するフランスのルノーからは「ルノー・マグナ」という車種が発売されているし、アメリカのカリフォルニア州とフロリダ州には「ラグナ・ビーチ」という海岸が存在する。
2004年から2006年までアメリカで放映された番組『ラグナ・ビーチ』は、ビバヒルシリーズや『The O.C.』、『ゴシップガール』といった米国ドラマの世界が実際の世界で展開されるリアリティショーであった。
もう若い男女がくっつりたり離れたり、またくっつりたり遊んだりと、男が憧れるアメリカンライフがここで見られたのだ。
上記の理由から、1970年代生まれの男の子にとってみれば、“ラグナ”という名は、自身の成長過程を辿ると必ず出てくる名前に違いない。
そんな男たちが人生の着地点に選ぶのは、高級賃貸マンション「ラグナタワー」である。
確かなクオリティを約束された分譲賃貸マンション、しかもペット可なので、一人暮らしでも小さな子どもがいる家庭でも安心の環境だろう。
ルームプランも、下層の1LDK・2LDKから、上層の5SLDKまで生活スタイルによってセレクトできるという充実ぶり。
“ラグナ”という名前だけで、男として夢や幻想のような人生を送ることができるなんて、すごい世の中だ。
で、ここでひとつ思い出すことがあるだろう。結局のところ“ラグナ”って何なのか――
なんて細かいことにこだわらないほうが、女性にモテることが分かっているオトナの男たちだけが住める“ファイナルファンタジー”、それが「ラグナタワー」だ。