東京湾岸の一大ビジネス&高級マンション街、天王洲アイル。
その高級賃貸物件の多くは他の地域と同様に、ビジネスオフィスや店舗と一体の複合施設になっている。
ところが、世の中にはなんでも例外がある。賃貸物件、あるいは分譲物件はそもそも衣食住の“住”を満たすための存在だ。それゆえに“衣”と“食”の施設と一体になる。
しかし天王洲アイルの高級賃貸物件「シーフォートタワー」は、同じ“住”に属する高級ホテル「第一ホテル東京シーフォート」との複合施設として誕生したのだ。
それはなぜか。
天王洲アイル開発計画の一環として登場した「シーフォートスクエア」という、巨大ビジネスビル群の一角に、この「シーフォートタワー」&「第一ホテル東京シーフォート」が建設されているからである。
“衣”と“食”だけでなく、“職”もこのシーフォートスクエアほか、天王洲アイル地域で賄うことができるだろう。だから、“住”にこだわった物件は目立つ。
そのなかで、地上29階のうち22階より下は高級分譲マンションとして、23階から上は高級ホテルとして成立してしまった。
「第一ホテル東京シーフォート」は、阪急阪神第一ホテルグループが運営しており、シックな色合いを基調とした各部屋と、どんなパーティーにも対応しうるレストランなどの施設が売り。
これこそまさに“高級ホテル”である。
対するマンション部分「シーフォートタワー」は、というと、もちろんホテル部分との格差がハッキリしていれば、このマンション部分を分譲物件として購入したり、分譲賃貸物件として利用するメリットは感じられなくなってしまう。
そこで入口は、もう完全に高級ホテルと同じ雰囲気を醸し出し、中に入ればルームタイプは1LDKから3LDKまで幅広い。部屋の中も白と木目を用いた明るい造りで、当然24時間セキュリティなどの設備も完璧だ。
ひと目見れば、1990年代、バブル後期に建てられた物件としては、やけにモダンで大人なデザインとなっていることが分かるだろう。
なにより、シーフォートスクエアは天王洲アイル駅と直結しており、このマンション&ホテルまで歩いても1分。
近隣の天王洲銀河劇場で舞台やコンサートを鑑賞したあと、ホテルでパーティーを開き、宿泊はホテルでもマンションでも構わない。
エース澤のパスを、キャプテン宮間がヒールでパスするように、川澄がゴールへ叩きこむかのごとく、なでしこジャパンもビックリの完璧すぎるチームワークだ。
それこそがシーフォートスクエア、「シーフォートタワー」なのである。