グランドメゾン三軒茶屋の杜のコラム

東急田園都市線でも東京都内でいえば、二子玉川と並ぶビッグタウンの三軒茶屋。

その東急・三軒茶屋駅から徒歩11分、住所も三軒茶屋2丁目、しかも世田谷区内を突っ走る世田谷通り沿いに、高級分譲賃貸タワーマンション「グランドメゾン三軒茶屋の杜」が佇んでいる。

 

物件の周りは、まるで森のように豊かな木々に囲まれており、目の前が世田谷通りと環七の交差点で車の往来があっても、それほど自然らしさを失ってはいない。

そもそもマンションの名前にも使われている「杜」と「森」、同じ読み方で同じような意味合いを持つこの2つの言葉の違いは、木々が密集している場所の区別で、小規模のものを「林」、大規模なものを「森」と呼ぶ。

とされているが、そのあたりの基準はどうも曖昧のようだ。


 

一方で「杜」とは何か、といえば、もちろん少しだけ曖昧……。

まず神社を囲んで“守る”とされた「鎮守の森」を「杜」といったり、単純に森と同じ言葉として用いられたりすることもあったりする。あるいは自然ではなく人口の森を指して「杜」と呼んだりもするらしい。

 

宮城県仙台市は「杜の都」なる愛称を持つ大都市である。

名将・伊達政宗のおひざ元であった仙台の城下町は、当時から多くの木々が植樹されており、対して畑を中心とした自然環境も抜群であったことから、いつしか「森の都」→「杜の都」と呼ばれるようになったという。

第二次世界大戦の仙台空襲によって、多くの木々を失ってしまった仙台は、「杜の都」復活のため、再び植樹を行なった。その木々は現在、東日本大震災後の東北・仙台を癒し続けている。

 

と言いながら、この「グランドメゾン三軒茶屋の杜」の最寄り駅は、三軒茶屋ではなく若林駅だ。

もちろん三軒茶屋駅も徒歩圏内。しかし世田谷線という、都内でも都電荒川線と並ぶほど味のある路線を利用できる環境にあったりする。

それでいて、駅名は若林駅である。若い林だ。トゥース! それは春日だった。大江戸線・春日駅でもない。

 

世田谷線といえば、毎年115-16日と1215-16日の4日間、世田谷駅と上町駅で同沿線最大のイベント「ボロ市」が代表的だろう。

杜の都・伊達政宗にも負けない戦国時代・関東の王、北条氏によって始められ、約700店の露天に古着・古道具・骨董品が並ぶ。

もちろん、イベント当日は電車なんて使えるわけがない。大混雑だ。それゆえにボロ市が徒歩圏内のマンションに住むこともカッコいいのではないか。

 

なぜなら、「服はボロでも心は錦」。そこに日本人の粋が詰まっているからである。

 

 

周辺施設世田谷区立三軒茶屋小学校

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