ベイクレストタワーのコラム

東京湾岸、天王洲アイル地域の物件の利点とは何だろうか。

それは、最寄りが天王洲アイル駅であっても、品川駅も徒歩10～15分であるところだろう。

品川駅まで徒歩15分で行ければ、自転車なら5分程度。

ゆえに、「最寄り駅は？」と聞かれて「しながわ～」と答える天王洲アイル住人もいるかもしれない。

もともと天王洲アイル地域でも、国道316線（湾岸通り）より西にあるマンションは、ほぼ全て「品川」の地名を冠している。

というのも、

同道路より東は「天王洲」という地名を物件に用いたりしているが、ではそんななかでも「ベイクレストタワー」はどの地域に属するのか、を考えてみよう。

レインボーブリッジを一望できる、地上40階建ての超高層分譲賃貸タワーマンション。

その立地は国道480号線沿い……つまりこの道を真っ直ぐ進めば、品川駅へ苦もなく到着してしまうのだ。

湾岸通りを越え、新港南橋を渡り、旧湾岸通りを横切れば、品川駅の東海道新幹線ホームはすぐ目の前である。

道の途中には、NTTドコモとソニーの社屋が待ち受けているが、そうなればこの2社に勤めるビジネスマンたちは、もはや近所の小学校へ通っていたのと同じ気分で、日本を代表する大企業に通勤できてしまう。

スーツにヘルメット、背負える3WAYバッグ、そしてスポーツサイクルという装備で通勤しているのが、「学生が就職したい人気企業ランキング」で必ず上位に入るのがソニーやNTTだとしたら……。

これはもう別に外でメールが使えなくても、夢の直行直帰でなくても構わない。それこそ「合コンだぁーーーっ！！」。

何か問題があれば、品川周辺のお店に行く前に会社に戻ってメールを送ればいいし、別に板野友美に薦められてもE-MOBILEではなく、NTTドコモから発売されているSony Tabletを利用すれば楽チン。

男ならさっさと仕事を片付け、家も近くにあるような地域で、板野友美ほかAKBメンバーと合コンできるぐらいになりたい。前田敦子が卒業してもいい。秋葉原でなくてもいい。

直接想いが伝えられなくても、NTTドコモのメール翻訳コンシェルを使えば、メアリー先生はきっと「10年後に同じ言葉を聞かせて」と答えてくれるだろう。

その時のBGMは間違いなく板野友美の『10年後の君へ』――あ、ともちんはE-MOBILEか。

なんていう男の夢（と書いて妄想と読む）世界を実現させてくれる、「ベイクレストタワー」ならその可能性がある。たぶん、10年後に。

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