リバーシティ21 リバーポイントタワーのコラム

東京都中央区佃・月島エリアに広がる一代高層タワーマンション郡、「リバーシティ21」。

シリーズ最後を飾るのは、「リバーシティ21 リバーポイントタワー」である。


まずは名前から考えていこう。「リバーポイント」とは、その名のとおり「川の分岐点」だ。

リバーシティ21を囲む河川は、ちょうど月島のあたりで三叉路のような流れを作っているが、この「リバーポイントタワー」の前でさらに二手に分かれており、水運上でも「ポイント」となる箇所といえるだろう。


故・地井武男さん出演の『ちい散歩』の後を受けて始まった、若大将・加山雄三の『ゆうゆう散歩』は、基本的にいろんな街を若大将が「海よ、俺の海よ」とばかりに散歩する番組だ。

若大将、ゆうに還暦を越えているにも関わらず、訪れるのは食に関するお店ばかり。しかも、ご年配向けのシブイ商品から、若者向けの濃すぎるハンバーガーやホットドッグも軽く平らげてしまう。

どこかアートのお店に入っても、波の絵を眺めながら「これ、アイスクリームかな?」と、結局は食べることしか考えていない次第である。


そんななか、このリバーシティ21も河川のほとりから東京湾へと繋がっており、さらに人気の料理店が並ぶことから、ぜひとも『ゆうゆう散歩』で若大将に紹介してもらいたい。


高級スーパーマーケット「リンコス」では、お店の中で焼かれたパンや、有名店のケーキを買うことができる。散歩の中で立ち寄るにはベストだ。

1本126円のリーズナブルな“レバカツ”で有名な「ひさご家阿部」、いまや予約なしでは買えないほど人気のようだが、そこは若大将、“俺の海”ですから。

干物がメインという珍しい定食屋「めしや」では、干物の店頭販売もあり。美味しい定食とともに、若大将に紹介してほしい。

近所の門前仲町や築地まで足を運べば、何回分収録できるのか、というレベルだろう。


ちなみに、リバーシティ21はウォーターフロント開発計画の一環であっただけに、築年月は意外と古い。

この「リバーシティ21 リバーポイントタワー」は1989年4月築、もうAKB48の中に90年代生まれが多くなったこのご時世で、高級マンションとしてはベテランの部類に入る。


とはいえ木目を基調としたロビーやポストといった共有部分は、水周りの専有部分などは、どこかモダンで心暖まる雰囲気を醸し出しており、まさに『ゆうゆう生活』を送れるに違いない。


リバーシティ21 リバーポイントタワー」に住むか否か、それが人生の分岐点である。

 

関連情報リンコス リバーシティ店

 

 

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