東京都中央区佃・月島エリアに広がる一代高層タワーマンション群、「リバーシティ21」。
その中でも「リバーシティ21 スカイライトタワー」の項には「床暖房」と書かれている。
ここ数年やけに注目されている、高級マンションに多い設備「床暖房」とは何か?
要するに床が暖かい、ということである。
床暖房にもいろいろな形式があるが、電気式と温水式が一般的。
どんなメリットがあるかといえば、基本的にヒーターやエアコンを使用すると、熱い空気は上へと昇っていくため、必然的に足元が寒くなる場合がある。かつ、暖かい空気や風を嫌がる人も、決して少なくはないという。
一方で床暖房は、床を暖める=空気を暖めるわけではないので、その床に触れていると、自然と体そのものが暖かくなってくる、という仕組みだ。
もちろん低温やけどの心配もなくはないが、人間の体はそれほどヤワではない。
そんな便利なシステムだけに、イチから設置するとなると、高額な費用がかかる。
だからこそ、最初から床暖房が設置されている高級マンションが重宝されるのだろう。
誰に? それは女性に決まっている。
もともと床暖房は、部屋内で靴を脱ぐアジア人にとって、ありがたいシステムであった。お隣の韓国では、日本以上に床暖房つきのマンションが一般的であるという(韓国では“オンドル”と呼ばれる)。
同時に、男はトシを取れば取るほど汗をかき、暑がりになっていく悲しい生き物だが、女性は“冷え性”を永遠のテーマとして生きていく存在なのである。
そこで女性、冷え性、韓国とくれば、全てが結びついてこないだろうか。
おそらく日本を席巻する韓流ドラマにおいて、チャン・グンソクが住んでいる家には、きっと床暖房があるはずだ。
きっとBIG BANGや東方神起、KARAや少女時代も故郷に戻れば、自宅では床暖房があるに違いない。
ええい、皆まで言うな。
となれば多くの女性が、「韓流スターと韓国のマンションで床暖房生活」を夢見ることだろう。
まるで『ロングバケーション』放送当時に、多くの女性が年下男性との同居→同棲→恋愛に憧れたように。気分は山口智子だ。
男子諸君は世の女性の「韓流化」を阻止しなければならない。
もはや草食系か肉食系かは関係ないのだ。
誰もグンソク様になることはできないが、女性は山口智子(のドラマの展開)に憧れる。
ならば男は「床暖房男子」を目指す必要があるのではないか。
そこで「リバーシティ21 スカイライトタワー」、きっと暖かい家庭が待っているはずだから。