韓国をはじめアジア諸国の飲食店が立ち並び、いまや東京都内一のインターナショナルタウンとして発展している大久保エリア。
その中心地といえる百人町、大久保駅から徒歩3分、西武新宿駅やJR新宿駅も徒歩圏内という抜群のアクセスを誇る場所に、高級タワーマンション「ハンドレッドステイレジデンス」はそびえ立っている。
百人町は戦前「音楽・楽器の街」と親しまれ、当時はヨーロッパの音楽家が住居を構えたり、音楽系喫茶などが発展した高級住宅地であったという。
その後、前述のとおりコリアンタウンからアジアンタウンへと変貌を遂げていった大久保・百人町に、複合施設「ハンドレッド・サーカス・イースト・タワー」が誕生したのは、2008年3月1日にオープンした。
物件としての前身にあたる「ホテル海洋」は、もともと外国人来日客などに愛用されていた宿泊施設だった。
その知名度を活かしてシンガポールを拠点に活動するサービスアパートメント「フレイザー」シリーズが「フレイザープレイス・ホフ新宿」となり、現在の「ハンドレッド・サーカス・イースト・タワー」内の「ハンドレッドステイレジデンス」に至る。
こうした経緯を持つために、リニューアル・大改築が行なわれたとはいえ、外観は完全にホテルである。
にも関わらず、大久保・百人町エリアに感じられる最大のロマンは、ウルトラマンレオ衝撃の第1・2話がこの地で撮影されたという点ではないだろうか。
現代社会の中核を成している世代にとって、あまりに懐かしく、あまりに切ないレオのお話。
なにせかつてのヒーローであったウルトラマンセブンが、いきなり怪獣たちにやられまくる。そんなセブンを、ウルトラ兄弟ではない獅子座L77星出身のレオが救う。
するとセブンに変身できなくなったモロボシ・ダンが、レオ/地球人おおとりゲンに地球を守る役目を託すのだ。
檀れいが三輪車に乗りながら金麦と待っているのではない。
壇蜜が「ハァハァしてる?」と誘ってくるのでもない。
はだしのゲンではなく、おおとりゲンでなくとも、モロボシ・ダンが指導してくれるのであれば、それはもう地球を守らないわけにはいかなくなってくる。
まるで、阪神入団を希望していた松井秀喜が、長嶋茂雄からの電話ひとつで巨人入りを決めたかのように。
20年の現役生活で一番の思い出が、長嶋監督と一緒に行なった素振りなんて素敵。
「ハンドレッドステイレジデンス」は事務所&SOHOも可の高級タワーマンションである。
仕事でダンになるかゲンになるか、それはあなた次第だ。