西新宿パークサイドタワーのコラム

高級賃貸マンション最激戦区のひとつ、西新宿エリアの物件の特徴として、「大手不動産会社のお膝元」という点が挙げられるだろう。

各社ともに本社ビルは他の地域にあったりするのだが、さすが日本の超高層ビル群だけあって、大手不動産会社の名を関したタワービルが多数存在するのだ。

 

そんな物件のひとつ、高級分譲賃貸タワーマンション「西新宿パークサイドタワー」は、三井グループ企業をはじめ多くのオフィスが入っている西新宿三井ビルディングに隣接。

さらにその主が石原慎太郎から猪瀬直樹に変わった東京都庁からも徒歩圏内とあって、ビルにはスターバックスやファミリーマートのほか、飲食店も軒を連ねている。

 

同時に、このエリアには幼稚園から専門学校があるために、以前に紹介した法律等によって新宿らしい大人のお店もなく、家族を持つ者の生活圏としては安心のはず。

 

しかし、そこは西新宿である。東京都庁や各大手企業のお膝元、学校といってもレベルが違う。

「西新宿パークサイドタワー」は、西新宿三井ビルディングと芸能花伝舎に挟まれているのだ。

 

芸能花伝舎とは何か。

もともとこの地にあった淀橋第三小学校が統廃合となった際、芸団協が残った建物を引き取り、日本の古典芸能を伝えるための施設とした。

同様の例としては、新宿逆サイドにある吉本興業の東京本社が挙げられる。

この芸能花伝舎は小学校の体育館や教室を利用した子供向けのイベントが行なわれるほか、落語や俳優など芸能団体のも同施設内に事務所を構えているようだ。

ゆえに現在は学校ではない。しかし学校と同じくらい大切なものを教えてくれる。

 

マヤ文明の暦が2012年末で終わっていることから、終末論が流行っているようだが、もともとマヤやアステカといったメキシコの古代文明には「周期」という考え方がある。

ひとつの暦が終われば、また新しい暦が始まる。ひとつの時代の終わりは、新しい時代の始まりでしかない。

 

大相撲でいえば、いまや娘の秋元梢がモデルとなった九重親方=千代の富士が貴乃花に破れて引退を決意するようなものである。

前田敦子は東京ドームで卒業しても、篠田麻里子は後輩が潰すつもりで来ないと、その席を譲るつもりはないのだ。1/149、ギネス記録。

 

ちなみに「西新宿パークサイドタワー」にはキッズルームが設けられていない。

しかし、子供の成長に関して芸能花伝舎ほど面白いキッズルームがあるだろうか。

右傾化とは無縁なニッポンを知ることができる高級マンションが、ここにある。

 

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