オランダヒルズ森タワーRoPのコラム

日本を代表する高層建築を実現してきた森ビル株式会社が、東京都水道局との共同事業として建設された「オランダヒルズ」。隣接する東京都水道局芝浦給水所の未利用容積を活用したこの高層ビルは、地上24階で六本木ヒルズや東京タワーも一望できる。

 

5~13階は高級レジデンス「オランダヒルズ森タワーRoP」として、69戸の賃貸住宅が配置されており、オフィスや店舗との一体化されたビルディングは人気も高い。


「オランダヒルズ」という名称の由来は……オランダ大使館に隣接しているからだ。単純明快。「地名+ビル」「地名+ヒルズ」というシンプルな名称は、森ビル株式会社の分かりやすい特徴でもある。


もともとオランダという国は、日本との関係は深い。諸事情で自国を出ざるをえなくなった人々を受け入れることで繁栄してきたオランダは、キリスト教布教禁止という鎖国体制下にあった日本の江戸幕府においても、他のヨーロッパ諸国が日本と交流できなくなるなか、長崎の出島を介して貿易を行なうことができた。

そんなオランダからもたらされたヨーロッパの近代文明が、日本に明治維新・文明開化をもたらしたといっても過言ではない。

 

一方、格闘技団体K-1を運営してきた谷川貞治FEG代表が現在のK-1の状況を公式ウェブサイトにアップしたが、そこにはオランダ格闘技界が大きく関わっている。

オランダのスポーツといえば、最も知られているのはサッカーで、2010年の南アフリカW杯でオランダ代表は準優勝を果たした。

対して柔道人口も多く、アントン・ヘーシンクやウィリアム・ルスカといったオリンピックの金メダリストも輩出。人気を博しているキックボクシングも、原点は日本の空手で、国内のジムには今も日本の空手・キックボクシングのジムで見られるような礼節が受け継がれているという。そこからピーター・アーツやアーネスト・ホーストなどの名選手が誕生している。


さらに欧州の中では野球の強豪国であり、芸術でもゴッホとフェルメールという日本で愛されている画家もオランダ出身。経済的には世界最大の「港大国」(ロッテルダム港=ユーロポートは欧州最大の港)ということで、男が憧れる要素のオンパレードだ。


オランダヒルズ森タワーRoP」も、最も憧れる要素は間違いなく“RoP”=「Residence of Professionals」、森ビル株式会社は男が憧れる地に、憧れの高層マンションを建てた。


今ごろはオランダでも日本と同じく桜が満開である。

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