湾岸エリアにそびえる超高層ツインタワーマンション「WコンフォートタワーズEAST」と「WコンフォートタワーズWEST」。そこには現代ニッポンにとって救いの手を差し伸べるコンセプトが感じられないだろうか。
「コンフォート(comfort)」とは英語で以下のような意味の単語である。
1.快適さ
住居にとっては重要な要素だ。特に高級賃貸物件に求められるのは、都心でも一戸建てのような快適さ・安心であることは、これまでに述べてきたとおり。その点、「Wコンフォートタワーズ」は快適かつ安心なのは間違いないだろう。
フロントサービス、宅配ボックス、オートロック、防犯カメラなどセキュリティは抜群だ。
一方で各階や敷地内にゴミ置き場が設置されており、内廊下など快適性も高い。
2.楽しみ
なかなか“楽しませてくれる”住まいとはイメージがつきにくいものだが、「Wコンフォートタワーズ」は抜かりない。
ビル内にフィットネスルームやキッズルーム、さらにはゲストルームもあり、駐輪場やバイク置き場も設置され、老若男女が趣味に打ち込めたり友人との憩いの場として利用できる環境にあるのだから、そんな生活が楽しくないわけがない。
3.癒し、慰め
……「癒し」という言葉が日本でもてはやされてから、何年が経つのだろうか。発端はバブル崩壊後で日本の未来に暗雲が立ち込めていた1999年から始まる、缶コーヒー「ジョージア」のCMだろう。飯島直子、優香、本上まなみ、井川遥らが出演したCMは、多くの視聴者に「安らぎ」を与えたとされ、自然とその現象は「癒し系」と呼ばれるようになった。
同時期に坂本龍一が発表した『ウラBTTB』が癒し系の曲として大ヒット。さらには様々なセラピーのブームも巻き起こっている。
しかし、時代は変わった。
いまや飯島直子や井川遥は「カッコイイ女性」としてTVに登場し、優香はダイエットを敢行して久々のグラビア写真集を発売、そこにはスタイリッシュな女性像が存在していた。
ジョージアのCMに至っては、ダウンタウンの浜田雅功と松本人志を中心とした吉本芸人たちが、熱く「何派か?」と迫ってくるように。さらには「男ですいません」CMが世の男たちを興奮させたように、いつの間にか“草食系”という言葉がまるで嘘のような時代が訪れてきているのだ。
いま最も人気がある女優の一人の苗字は、「剛力」だったりするのだから。
結局、強い男が女性を守り、女性はそんな男に癒される。
ならば「WコンフォートタワーズWEST」、男はサイコーだ。
周辺施設東京有明医療大学