オリゾンマーレのコラム

辰巳・東雲地域の次はそのお隣、有明・国際展示場駅付近の物件を見てみることにしよう。


今回はゆりかもめ・有明テニスの森駅から徒歩3分、臨海高速鉄道・国際展示場駅から徒歩9分の場所にある「オリゾンマーレ」。

ここは有明で人気が高級分譲賃貸タワーマンションでも一番歴史があるようで、といっても2004年12月築なので新しい)、そのデザイン性は抜群だ。


エントランスは同地域を象徴するかのような、水をふんだんに使ったレイアウト。天気のいい日は水がキラキラと光って美しい。

コンシェルジュが迎えてくれた輝くフロントを抜け、部屋にたどり着くとダークブラウンや、さほど明るすぎないホワイトを基調としたシックな色使いが、大人のオシャレを感じさせる。


共用施設としては、入居者専用のバーがあるスカイラウンジ、そして最上階のプール&ジャグジーともはや海外の最高級ホテル並みの設備。

ゆっくり利用していても、『テルマエ・ロマエ』のように阿部寛が古代ローマからタイムスリップしてくることもないだろう。

風呂を愛する二つの民族が出会って、世界の歴史が大きく動き出すこともない。そこは自分だけ、入居者だけの空間となっているからだ。


ということで、この「オリゾンマーレ」には、やけに“水”が溢れている。

『オリゾン(HORIZON)』は英語のhorizon(ホライゾン)……一般的にこの言葉は「地平線」として覚えられているが、実は「水平線」もhorizonという。

対する『マーレ(MARE)』は、「海」という意味のイタリア語。

要は、とにかく水。名前もエントランスも最上階も、すべて水で溢れているのは、なんとも湾岸を象徴する“最上級”マンションらしいといえよう。


現在公開中の映画は、マット・デイモン主演『幸せのキセキ』、ジョージ・クルーニー主演『ファミリー・ツリー』、また『ソウル・サーファー』や『わが母の記』などど“家族愛”を取り扱っている作品が多い。

家族関係が希薄になっていると叫ばれる現代だが、実はまだ報道機関はそれほど多くなかった戦前に比べればマシなほうだと主張する人たちもいる。

ちろん核家族化は進む日本にあって、今後そうなる危険性はあるものの、美しい “水”がこれほど用いられていれば、荒んだ心もちょっとだけ落ち着かせることができるはずだ。


地球上の生物は海から生まれたと言われている。人が生きていくうえで、水は欠かすことができないものだ。

オリゾンマーレ」、水に囲まれた空間から始めよう。

 

マンションコミュニティ

 

ご自宅の賃貸募集を検討中のオーナーさまへ

Livedoor news
当社モダンスタンダードの記事が、
Livedoor newsで配信されました。
Excite news
当社モダンスタンダードの記事が、
Excite newsで配信されました。

follow us in feedly