三菱地所がプロデュースする高級レジデンス「パークハビオ」を考えていくシリーズの最終回。最後にいえるのは、その圧倒的な幅の広さがパークハビオ最大の魅力ということだ。
先に紹介したパークハビオ渋谷、パークハビオ新宿イーストサイドタワー、パークハビオ駒沢大学などはもちろん、他もロケーションを生かした物件が揃っている。
それゆえに不動産という枠を越えた新しい言葉がどんどん登場してきているので、様々な角度からパークハビオについて見ていこう。
東京駅から徒歩12分のところに位置するこの物件の中に、「DINKS向け物件」というものがある。「DINKS」とは、子供のいない共働き夫婦が、十分な収入を二人だけの生活を楽しんでいく、アメリカ発祥のライフスタイルのこと。日本でも理由は人それぞれだが、こうした生活を「楽しめる」時代の流れになり、DINKS的な生活を選択する人が増えていることは確かだ。
STUDIOから4LDKまで幅広い部屋の種類を誇るこの物件では、設備の中に「WIC+SIC」という言葉が見られる。以前に紹介したとおり、「WIC」とは「ウォークインクローゼット」のこと。対して「SIC」とは「シューズインクローゼット」の略語で、玄関に設けられた収納を指す。といっても靴だけでなく、ベビーカーやゴルフバッグなども入れられるほどの大きさであり、現代都会生活のカギ「収納スペース」も満足いくことだろう。
パークハビオ東中野:
高層マンションで多く見られる「FIX窓」。日本語では「はめ殺し窓」と危険な雰囲気漂う訳がつけられているものの、単に固定されて開閉できない窓のことをいう。換気と同時に採光のために設置されている窓は、安全性を考慮して、高層ビルからの落下を防ぐために一部がFIX窓になっていることは多い。子供連れ家族が多い東中野のような地域では、特に「安全性」に関してはしっかり考えたいところだ。
人それぞれのライフスタイルがどんどん多様化していく現在、パークハビオは駅からのアクセスが良い物件だからこそ、都心に向かうためならどこに住んでも同じような条件下だからこそ、それぞれ独自性を持ったシリーズ物件を創り上げることができるという、ある意味シリーズ全体でプランニングされている高級レジデンスだといえる。
パークハビオ、男として「こんなマンションに住みたい」だけの物件ではなく、「こんなマンションみたいな男になりたい」と思わせてくれるシリーズだ。