パークハビオVol.3

パークハビオ 賃貸マンション一覧
パークハビオ 賃貸マンション一覧

三菱地所がプロデュースする高級レジデンスシリーズ「パークハビオ」。

各物件を眺めていくと意外な事実に気付く。

たとえば新宿、渋谷、原宿、麻布あたりは2LDKから3LDKの物件も多い。しかし大泉学園や東向島、戸越といった都心から離れた場所にあるパークハビオは、STDIO1K1LDKといった部屋がひとつしかない物件がよく見受けられる。

ちなみに不動産用語でいう「STUDIO」とは、別に写真撮影や音楽関係のスタジオとは無関係だ。いや、SOHO可物件ならそれもありえるのだが、基本的に「STUDIO=ワンルームマンション」と理解しておいていい。ワンルームマンションは和製英語であって、英語では「STUDIO APARTMENT」と表記することが多いことから、日本でも「STUDIO」という言葉が定着してきているようだ。

高級レジデンスといえば主に家族用のマンションと思われがちで、確かに3LDK4LDKで家賃が月100万円を超える物件など、独りで住むには少ししんどい。

現在は草食化、少子化、晩婚化など新たな家族が誕生するのが難しくなった時代だ。でも、男なら独り暮らしでも高級レジデンスでどっしりと暮らしてみたい。そんなワガママな男たちの夢を叶えるために、パークハビオのワンルーム主体の高級レジデンスが存在している。

「独身貴族」という言葉をご存知だろうか。とあるサイトの定義では「親元に暮らし、生活費は親任せ。給料を自分のためだけに使う」とあるが、そんな自主ニート寸前の人のことを独身貴族とはいわない。

時に相手を揶揄する言葉としても用いられるが、真の独身貴族とは時間・金銭・女性(家庭)に不自由なく過ごすという、バブル時代の男にとって憧れのライフスタイルだった。DCブランドの服を着て「ザブニシでチャンネーとシースー」ならもう完璧だ。

そんな独身貴族になるためには、単純に仕事が順調で収入も十分なものでなければならない。かといってバブル時代なら、放っておいてもお金は入ってくることがあっただろうが、この不況下ではなかなかそうもいかず……だからこそ、パークハビオのワンルームタイプに住む必要が出てくる。

高級レジデンスのイメージとは少し異なる東京下町も、いまや東京スカイツリーのおかげでオシャレな名スポットに。パークハビオがこだわる「夜景ロケーション」にもピッタリだ。そんな場所に恋人を連れてくる……独身貴族から少子化対策に繋がるかもしれない。

パークハビオのワンルームタイプ、それはバブルの現実の狭間にあるリアルな夢だ。

 

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