パークアクシスVol.3

引き続きパークアクシスについて。今回はパークアクシスシリーズがどんな場所にあるか見ていきたい。

……といっても、結論は簡単だ。「どこにでもある」。

高級賃貸物件の多い渋谷区、新宿区、港区、世田谷区、目黒区をはじめ、江東区、大田区、台東区、杉並区、北区など、23区内はほとんど網羅しているといっても過言ではない。さらに千葉や神奈川といった首都圏はもちろん、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡など大都市までカバー。その規模はAKBグループをはるかに凌駕している（ジャカルタはさておき）。

マクドナルドといえば全国、あるいは世界中に支店を持ちながら、「いつでもどこでも同じ味が楽しめる」というコンセプトが最大の売りだ。各地域でオリジナル商品（日本なら「てりやきバーガー」など）も販売されるようになったが、大切なのはベーシックなハンバーガーがどこでも同じ味であること。

これまで何度も書いてきたように、今は「安全」を購入する時代。同時に、「安心」も自然に手に入るものではなく、お金と交換する時代でもある。

あなたが大企業に勤めているビジネスマンだったとしよう。有能な社員であればあるほど、全国転勤が多くなっていないだろうか。不採算地域に赴き経営を立て直す。あるいは今後力を入れていきたい地域を任され、成果を挙げることができれば、また別の地域に向かう。それは、会社から信頼されている社員の出世コースともいえる。

ところが、多くのビジネスマンは家庭を持っているがゆえに、転勤が多ければ単身赴任の可能性も高くなることだろう。多くの場合、一軒家を購入していると単身赴任になることが多く、家庭崩壊の引き金になりかねない。やはり家族は共に暮らしたほうがいい。全国どころか中国勤務を経て社長になった島耕作は（主に女性問題で）家庭をないがしろしたために、結局のところ仕事以外はそれほど幸福かといえば疑問符がつく。

そこで高級賃貸レジデンス、パークアクシスである。無論、各地の物件も内容は一律ではない。デザインも、設備も、運営も、各物件によりそれぞれ異なる。とはいえ都内はもちろん、全国の大都市にも同じコンセプトで作られたマンションがあることにより、転勤しても同じパークアクシスを選べば、安心して同じ生活を続けられるはずだ。

イコール、仕事と家庭の両立に繋がる。戦う男にとって夢のような世界ではないか。

パークアクシスを選ぶこと、それは男にとって島耕作を越える旅である。

パークアクシスVol.4