東京建物プロデュースの高級レジデンス「アパートメンツ」シリーズはコンセプト通り、そのスタイルは多種多様である。そんなアパートメンツの中で、品川駅から徒歩5分の場所にある「高輪アパートメンツ33」という物件は、「サービスアパートメント」というジャンルに属する賃貸マンションだ。
「サービスアパートメント」とは何だろう? もちろんこのジャンルはアパートメンツシリーズだけではなく他のブランドも運営しており、メジャーな存在ともいえる。
まずは、大きな特徴として以下の3点を挙げてみよう。
・家具、家電つき
・短期契約
・外国人対応
つまり、日本に短期滞在する海外ビジネスマン、あるいは国内でも地方から東京に短期滞在する人々のために用意された物件ということになる。
この手のジャンルとしては、ゲストハウスやマンスリーマンションという先駆的物件が存在するが、より簡単に言えばサービスアパートメントは、高級レジデンス版のマンスリーマンションとでもいおうか。過去数回に渡って紹介してきた高級賃貸物件に備わっているサービスを受けられるところが大きな特徴だ。
とはいえ、首都圏でも各地にサービスアパートメントは建てられているものの、いまや新幹線ならびに各空港からのアクセス面も含めて“東京の入り口”とも呼べる品川駅(高輪)で運営されているという点が、まさにアパートメンツシリーズの「ライフスタイル、ライフステージに合わせた住まい」というコンセプトを体現しているように思えてならない。
もちろん短期滞在でもホテルよりは料金も割安で、かつバイリンガルのコンシェルジュが24時間勤務しているほど高級レジデンスらしいサービスが受けられる。
中でも「月に一度、入居者に日本の文化、飲み物、食べ物を紹介するパーティーを開催している」という念の入れよう。明治時代から続く東京建物だからこそ、伝統的に外国人ビジネスマンたちが来日して何が必要となるかが十分に理解できているのだろう。
コンセプトなきコンセプト、どこか何もかもが同じように見える世の中で、東京建物アパートメンツシリーズは完全なる自由な発想に支えられている。各物件はそれぞれ個性に溢れているが、一方で最寄り駅からのアクセスも良いので、職場が都心にあるビジネスマンであればどの物件に住んでもそれほど大きな差はないだろう。ユーザーにとっては選択肢が広がる=個性を発揮できる場を見つけることができるという利点もあるはず。
アパートメンツシリーズとは大人の自由な空間――男なら誰しも一度は憧れる世界だ。