キャピタルマークタワーのコラム

都内最大の再開発地域のひとつでもある、大崎―品川―田町ライン。
巨大ビジネス街と、芝浦ふ頭やレインボーブリッジなどのベイエリアに挟まれた緑地群の中に建設された超高層分譲タワーマンション「キャピタルマークタワー」は、地上47階建て、総戸数も869戸を誇る。

芝浦一丁目といえば、一番に思い起こされるのは「ジュリアナ東京」だ。
ここ最近の“バブル賛美”でジュリアナ東京が「バブルの象徴」として登場することも多いが、意外なことにこのディスコがオープンしたのは、バブルが崩壊していく1991年5月。バブルのディスコといえば、実は「マハラジャ」のほうがブームを創り上げていた。
というよりも、ジュリアナ東京はバブル期に企画され、立ち上がった時にはバブルが崩壊しつつあった、といったほうが正しいかもしれない。
しかし、ワンレン・ボディコン、扇子を持って踊りまくる女性たちは、日本のひとつの時代を象徴する存在であった。

さらに、芸能人ボウリング大会といえば「田町スターレーン」。
現在も田町周辺、芝や芝浦には全日本ボウリング協会や日本プロボウリング協会(会長は国内ボウリング普及に多大な貢献のあった中山律子さん)の本部がある。

こうした歴史を経て、現在の同地区は落ち着いた雰囲気を放つ。
三田には東京インターナショナルスクールや、慶應義塾大学三田キャンパス、外資系企業のオフィスがあることで外国人居住者も多い。そのためにオシャレな雰囲気のものから大手チェーンまで含めて、カフェ探しに困らないことも、ひとつの特徴といえるだろう。

日本を代表する大企業や、寺院などの宗教施設も数多く存在。
結果、ニッポンという国の過去・現在・未来を全てブチ込んだ場所、それが田町である。

そんな田町に存在する「キャピタルマークタワー」も、高級賃貸マンション特有の共有施設が全てブチ込まれた。フィットネス、AVシアター、キッズルーム、パーティールーム、ゲストルーム、保育施設、ミニショップ(コンビニ)、各階にゴミステーション……これでもか! とばかりの設備だ。

この不景気下、“草食系”と呼ばれる人が多くなった、と言われる。
最低限、自分の世界観の中で必要なものしか欲しない。何か燃え上がるものもない。
でも、それでいいのか!?

現代ニッポンに必要なのは「元気だ」と多くの人が叫ぶ。
“バブル”を思い起こさせる昨今の風潮は、単なる過去の賛美ではないだろう。欲を持つ=上を目指す。我々は過去の失敗を踏まえたうえで、未来へと飛び出さなければならない。

そのキッカケが田町にあるのだとすれば、男なら「キャピタルマークタワー」に住みたい。

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